前回の話で、CX COMPに標準で付いていたFSA TEMPOクランクとBBを取り外しました。
いよいよシマノ105/172.5mmクランクと、ホローテック2のBBを取り付けます!
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FC-5750内容物 |
こうやってみるとシンプルですね・・正直こんなのが1万5千円近く(BB込ですが)もするのか・・と思ってしまいますが、FSAのクランクと比べると・・
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歯の造形がぜんぜん違う |
まあ、FSAのTEMPOとシマノの105ではグレードも違いますので、単純比較も強引ですが、105の歯は凝った作りになってます。それと比較するとTEMPOの歯は単純な作りですね・・そして手に持っただけで105の剛性感がたっぷりあることが分かります。
DURA-ACEなんかもっとスゴイんだろうなあ・・おっと作業せねば(汗)
BBシェルにグリスをたっぷり塗布した後、BBを取り付けます。
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右側から取り付けます |
ちなみに右側BBカップに付いているグレーの筒は外してはいけません。マニュアルによると、防塵防水の役目があるそうです。そういえばゴムパッキンが見えますね。カンパのウルトラトルクには筒はなかったような?
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手で入れていく |
ネジ部にグリスをたっぷり塗布した後、手で回して取り付けます。
ちなみに今回のBBは68mmのJIS規格ですので、左側は左に回すと緩む「正ネジ」、右側は右に回すと緩む「逆ネジ」です。70mmのITA規格はまた違うようです。
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左側も同じように |
左右手で回せないところまで挿入したら・・アレの出番です。
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BB カップ取り付け工具 |
これもほとんど出番のない工具の代表格、BBカップ取り付け工具ですw これはWiggleで買ったLifeLineの物ですが、左クランクキャップのアダプタも付いており、柄の長さもあっていいですよ。
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工具が外れないよう注意して・・ |
左側も同じように作業します。本来、トルクレンチを使うのが望ましいですが(汗)。BBカップが動かなくなる程度まで力を入れて固定しました。定期的に点検した方がいいですね。
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BB取付完了! |
さあ、次はクランクを取り付けます。右側から取り付けます。そうじゃないとそもそも左からは物理的に取り付けられませんが・・
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シャフトにグリスを塗って・・ |
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固ければ、ゴムハンマーで軽く叩く |
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右クランク取付完了 |
と、ここでミスをしてしまう。チェーンを掛けておくのを忘れたw
右クランクを押し込みきる前に、チェーンをチェーンリングにかけておかないと、インナーリングとチェーンステイの隙間がなくなり、後が大変なことに(汗)。上記の写真はダメな例です。
さあ、次は左クランクです。
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爪が上がっているのを確認してから・・ |
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こう取り付けないように(笑) 付かないけどw |
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2箇所あるボルトを交互にしっかり締める |
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脱落防止のツメを押し込む |
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キャップネジを取り付ける |
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アダプター(工具に付属していた)が必要 |
※訂正
コメントでの指摘により、左クランクの取り付け手順が間違っていることが分かりました。
正しくは・・・
1. 左クランクをシャフトにはめたら、キャップを取り付ける
2. 脱落防止の爪を押し込む
3. 2つのボルトを交互に締める
でした。皆さん間違わないように注意してください・・
あとは、ペダルを取り付けて・・
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完成! |
おお、美しい (*´∀`*) 最初、黒いフレームにシルバーのクランクはどうかな?と思ったけど、なかなかクラシカルでいいですな(じこまん)。
試走が楽しみ~
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キャップを締め付けてから、クランクのボルト2本締め付けって手順が正解かと。
返信削除FC-5750の取説を確認してみてください。
確かにマニュアルにはキャップを先に締めるよう書いてありますね。
削除もう一度正しい手順で組み直してみます。
ありがとうございます。
説明書って大事なんだなって思いますね。
返信削除人事とは思えないですね・・・w
今回は、書店で買ったメンテナンス本の通りにやったのですが・・本が間違っていたんですね(汗) せっかくマニュアルが付いているのだから、読まないとダメですね。反省ですw
削除後からでも左キャップ付くのですね。
返信削除昔やった時は反射的にボルト締めて色々困った記憶が。
こんばんは!
削除5750以前はそうだったのでしょうか?本の通りに一番最後にキャップを取り付けて、問題なく出来ましたので、これでいいと思い込んでいました(汗)
これからはマニュアルを最初に読みます!